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5月初旬、韓国の京畿道華城市に所在するリニアモーターの専門メーカーコベリ(代表取締役社長 : キム・ホンジュン)に日本屈指の工科大学の教授4人と博士課程の大学院生6人が訪問した。わずか、従業員8人が務めるコベリまで訪れた理由とは、共同開発プロジェクトを提案するためであった。彼らはコベリが開発し、韓国、日本、米国、EUなどに特許を取得した「コベリリニアモーター」に興味を持っていたのである。
コベリには、日本の企業家・研究者・大学の教員などがしばしば訪れる。彼らも同様の理由である。
モーターは機械の心臓である。その中で回転運動を直線運動に変化させるリニアモーターは、超精密工作機械、カメラモジュール装置、OLED(有機発光ダイオード)の生産設備、スマートフォンの生産・検査装置、半導体製造・検査装置などの精密製品の製作に活用する重要な部品である。リニアモーター市場は、部品・素材の王国である日本およびドイツの企業が支配している。コベリはその中で競争している。
コベリの製品の主な特徴は、永久磁石を床面と水平に配置し従来のリニアモーターとは異なり、垂直に配置したものである。永久磁石を垂直に配置することによって、磁気吸引力(鉄心と永久磁石が互いに引っ張る力)を大幅に減少させることが可能になり、モーターが高速で精密に動く。
コべり代表のキム・ホンジュンは「弊社で生産するモーターは、ナノレベルまで精密に制御することができる。」とし「これは1万メートルの上空を飛ぶ飛行機の行を合わせ田植えをするほどの精度」と説明した。彼は「私たちの特許技術を利用すれば、シンプルにモーターの製作ができ、メンテナンスも簡単で、価格競争力まである。」と話した。また、彼はこの技術について、昨年4月に「日本のモーター技術シンポジウム」に招待され、韓国人で唯一、日本企業家と大学教授、研究者向けに講演を行った。
キム・ホンジュン代表は東京都市大学(旧 武蔵工業大学)、電気工学科を卒業し、日立研究所で13年間働いた後、韓国へ帰国し、2010年にコベリを創業した。
キム代表は「3年後、年間売上高を100億ウォンまで引き上げる計画である。生産製品の30%ほどを日本に輸出しているが、日立の昔の同僚たちや専門誌の知り合いが私の代わりに広報活動をしている。」と述べた。
コベリは日本の日立、THKなどに生産製品を供給している。
コベリの詳細については、http://www.kovery.com/にアクセスしてください。
[会社情報]
連絡先:(電話番号) +82-31-221-7311 / (電子メール) kovery@kovery.com
公式サイト:http://www.kovery.com/
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